乳・幼児期に必要な『腕の力』【Part1】
あなたのお子さんは、何歳で立っち(つかまり立ち)ができたか覚えていますか?あるいは、もうすぐ立っちができるようになる頃でしょうか??
今回はジムネタではなく、子育てカテゴリーの【運動編】について、長谷川の息子・俊太(現15歳)の子供の頃に取り組んでいた運動を回想しながら書いてみました。子育て真っ最中のパパさんやママさんには是非読んでいただきたいと思います。
俊太は、生後9ヶ月で初めて立っちしました。10ヶ月で歩き始めました。娘の玲奈(れな、現12歳)は・・・たしか1歳くらいだったでしょうか…??
自分の子供が初めて立っちしたり歩けるようになったら、こんなに嬉しいことはないですよね?親御さんも手を叩いて喜んでいた情景が目に浮かびます。もちろんこれからだという親御さんもいますね!ただし、行動範囲もグーンと広がるので、ますます目が離せなくなるのですが・・・(苦笑)
でも、ちょ~っと待って!!
早く立たせたい、歩かせたい気持ちもわかるんですが、
立っちよりも先にしておくべき、大事なことがあるんです!
それは、、、
『腕の力』を鍛える!!
「え?早く歩けるようになった方が、足が鍛えられるからいいんじゃないの?」、「歩く方(足の方)のが大事なんじゃないの?」
と思った方も多いかと思います。また腕の力と聞いて、何かすごい力を身につけなければならないのかと想像してしまった方もいるかもしれませんね?
ひと昔に比べ平均身長も上がり、体格もよくなってきている(であろう)現代人ですが、ちょっとの衝撃や転んだはずみで骨折をしたり、骨にひびが入ってしまったりという話をよく聞きます。中には、前のめりに転んだ際に、手をとっさに前に出すことができずに顔面強打なんていう話も・・・。
自分の身体を支えられるだけの、最低限の『腕の力』というのは、乳・幼児の時から養っておくべきなんです!!
では俊太を例に、ハイハイの前段階の運動を紹介していきます。お座りができるようになってからがいいですね。
生後5ヶ月
ベッドの上に立たせて両腕を持ってやり、前後にゆ~っくり揺さぶります。これは立たせていますが、お座りのままでもいいでしょう。子供は身体が後ろにひっくり返らないようにバランスを取ろうとするので、拳を握りしめて力を入れます。ずっと後傾のままだと疲れるので、そのまま前にも引っ張ってあげます。これを繰り返します。写真は手首を支えていますが、握る力が強い子だったら、親御さんは親指を子供に握らせて、4本指で子供の手首を覆うように持ってあげて下さい。
※ 写真の下のURLクリックで、当時のブログをご覧になれます。
子供の様子を見ながら、時々休ませてあげます。無理は禁物ですので、親御さんが判断してあげて下さい。あまり嫌がるようなら無理にさせないで下さいね。
生後7ヶ月
座った状態から引き上げるという動作です。
↓
これはスクワットの動作も加わりますので、脚の力も養えますね。
これらの運動をやらせておくだけでも、
『引っ張る力・握る力』
は随分養うことができます。
子育てが終わってしまった方も、是非お友達やお知り合いの新米パパ・ママさんにご紹介いただけると嬉しいです!
次回は、ハイハイの時期~の腕の力を養う運動を紹介していきますので、どうぞお楽しみに!!
では、また!