乳・幼児期に必要な『腕の力』【Part2】

Part1に引き続き、Part2では、ハイハイの時期~の『腕の力』を養う運動について紹介していきます。

生後8ヶ月

ハイハイしたての子は行動範囲も広がり、興味のある場所にはどこへでも行こうとします。でもまだ腕で支える力が弱いので、こうなることもしばしば・・・

https://ameblo.jp/nakmuaydek/entry-10008868722.html?frm=theme

※ 写真下のURLクリックで、当時のブログをご覧いただけます。

タイの家庭では、コンドミニアムにしても一軒家にしても、床がフローリングやタイルのところが多いので、親御さんも目が離せませんね。はじめはジグソーパズルのようなマットの上で練習させるといいと思います。赤ちゃんの頭は、身体の割合に対して想像以上に重たいので、特にハイハイしたての頃は必ず補助してあげて下さいね。

生後9ヶ月

タオル掛けの取っ手にぶら下がる運動。

https://ameblo.jp/nakmuaydek/entry-10008118299.html?frm=theme

『握力』が身に付きます。もちろん、お尻の下や胴体(わきの下)に手を支えておくのは絶対条件ですが、子供は意外にもかなり強い握力があります。それをこちらの働きかけによって、十分に引き出してあげて下さい。大人でもそうですが、

使わないもの(筋力)は成長しないです(どんどん衰えていきます)からね!

赤ちゃんの重さや取っ手の耐性重量によっては、取っ手が外れる可能性もゼロではありませんので、あくまで自己責任で・・・(汗)

9ヶ月

ハイハイで階段登り。

https://ameblo.jp/nakmuaydek/entry-10009033384.html?frm=theme

『手足を連動させる』運動です。階段がないご家庭もあると思いますが、極端な話、お住いのコンドの非常階段でもいいわけです!汚いのを承知で、15分なり20分なりハイハイ(運動)の時間と割り切って、終わったら綺麗に身体を洗ってあげればいいんです。多少汚いところに触れるのも、免疫力向上には効果があるものです。でも手を口に入れたりするしぐさには気を付けてあげて下さいね。

階段登りの際は、はじめのうちは落下防止のため必ず後ろで補助してあげて下さい。写真のように後ろに落下する心配がなくなった(であろう)タイミングで、上から声をかけて励ましながら呼んであげて下さい。慣れてきたら、階段を下りる練習もさせてみて下さい。

10ヶ月

高ばい(4つ足歩き)です。

https://ameblo.jp/nakmuaydek/entry-10010182740.html?frm=theme

『腕も脚も体幹も使う全身運動』で、大人がやってもキツです!俊太はタイの田舎で育てたので、このような芝生がたくさんある環境はとてもありがたかったです。かなり遠くに俊太を置いて、親のいるところまで向かわせます。俊太はこの時既に歩いていましたが、これだけの距離を歩いて移動するにはちょっと大変だったようです。芝生はハイハイだと膝がチクチクするので、自然と高ばいになりました。

裸足になって自然を感じならが遊ぶというのは、健康にはとてもおススメです。スクムヴィット界隈ですと、ベンチャシリ公園の池のほとりは傾斜もあっていいですね。

子供も歩くようになると、だんだんハイハイをしなくなります。目的地に到着するのは、歩いた方が早いですからね。ですので、

歩けるようになる前に(歩いた後でも)、あえてたくさんハイハイをさせて(腕を意図的に使う環境を与えて)下さい!

昼間たくさん動いていれば、疲れて夜もぐっすり眠るようになりますよ。

高ばいに関しては、言葉が理解できるようになってから(2歳児以上から)、再度運動に取り入れてみるのもいいですね。昔私も幼児体育(年中・年長)のレッスンに取り入れていた運動の一つです。

次回は『腕の力』シリーズ【園児・小学生編】、YS Kickの子供達にはおなじみの運動を動画付きで解説しますので、どうぞお楽しみに!!

では、また!

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