『KRUDAM FIGHT 1６』結果

７月９日（土）に行われた、『KRUDAM FIGHT 1６』及び、『FIGHT NIGHT』の結果です。

アンバサダーホテルで行なわれた、『FIGHT NIGHT』に出場した、YS KickトレーナーのSAFE。

第１試合に行なわれたSAFEの試合は、残念ながら３R判定負け・・・。

相手は１６歳のフランス人で、デビュー戦という事らしいが真相はわからず・・・。試合前からヘッドギア着用を要求してきたので、いわゆるガチスパー。今回の反省点だったのが、クルーダムファイトと日程が重なってしまい、付き添いがトレーナーのJET一人だった事・・・。選手としても、セコンドが一人では心細いはずだし、応援団も会員さん一家族のみだったので、モチベーション的にも不利だったんじゃないかと思う・・・。

会員さんから送られてきたビデオを見る限りでは、接戦ではあったが、相手の方が積極的にプレッシャーを与えていた印象だった。また次の試合に向けて、改善点を補強していこう。

場所は変わって、KRUDAM GYMで行なわれたKRUDAM FIGHT 16。

第22試合　　RYUTARO YS Kick　　３R　判定勝利

正直、龍太郎の試合が一番怖く、心配だった・・・。何せ相手の情報が、『中国人』という事しかわからず、体重も契約体重の５４ｋｇまでちゃんと落としたのかも不明だったから・・・。そんな中でも、試合前の龍太郎に不安がらせないような声掛けを終始心がけたよ。デビュー戦だし、直前でごちゃごちゃ言ってもテンパるだけだから・・・。この試合は、ヘッドギア・肘パッド・すね当て着用で行なわれた。

１ラウンド目から激しい打ち合いが展開され、練習ではあまり見せなかった前蹴りが、相手の腹に決まり始め、明らかに相手に効いているのがわかったが、あと一歩のところで仕留め切れずにいる龍太郎。というのも、リング中央と各コーナーサイドが滑る・滑る！！相手にとっても条件は同じとは言え、スポンサーのロゴがツルツル過ぎるだろっ！！（怒）３ラウンド目は、相手のすね当てが取れる（最初からあんなボロボロのすね当て用意させるなよっ！！怒）というハプニングがあり、急遽相手に合わせてすね当てナシの試合に。相手のパンチで鼻血を出した龍太郎だが、試合後に本人に聞いたら、全試合を通して効いた攻撃は膝蹴り１発だけだったという。大したもんだ。打たれてもやり返し、前に出る姿勢はとても良かった。疑惑の判定とならずに、明らかに龍太郎の勝利だった。

終わった後、龍太郎は観客席にいた対戦相手と仲良く談笑。こういうのは、戦った事のある者同士が分かり合えるいい関係だよね。インスタ交換もしていたのかな？？相手は２７歳で、学校で中国語の先生をしているとの事だった。

第２６試合　SAKI YS Kick　３R　判定勝利　王座獲得！！

前回同様、全く緊張する様子もなく対戦が楽しみな様子のSAKI。試合のパンフレットが送られてきた時は、「相手の子、ポスターの写真盛りすぎ！！」とキレてる場面も・・・（爆笑）。控室では、SAKIが先にスタンバってるのに、相手の子が中々すね当てをつけない。「もしかして、すね当てナシ？」なんて憶測が飛び交うも「ナシならラッキー！」と、応戦準備も万端だった。結局すね当てと肘パッドは着けたんだけど、ヘッドギアはナシのルール。

１ラウンドからガンガンプレッシャーを与えるSAKI。パンチも相手の顔面を何度も捉え、完全にSAKIペース。しかし、リングが滑る！！ビックリしたのは相手の打たれ強さ。まぁ、あれだけ喰らって倒れないのは、敵ながらあっぱれ。まぁ、向こうのジムのお抱え選手みたいだったから、審判も止めなかったっていうのもあると思うけど・・・。

それでも３ラウンド終了時に勝利を確信していたSAKIは、判定の結果が知らされる前から片腕を突き上げて勝利をアピール。もちろん結果はSAKIの判定勝利！！

勝利者インタビューで「この大会は私には小さすぎるので、クルーダムさん、もっと大きな大会を用意して下さい！」ってビッグマウスでアピールしていたけど、司会が勝手に「トロフィーが小さいので、もっと大きなものを用意して下さい」って訳してたよ・・・。